季節のイベント(夏)

小学生の自由研究!テーマの決め方のコツは?実験や工作【例】も紹介

小学生の夏休みの宿題といえば自由研究ですね。

しかし自由研究というのは後回しになりがちで、気づけば夏休みの終わり・・。

「テーマはどうやって決めればいいの?」

「決め方のコツはあるの?」

と悩むお子様は多いことでしょう。

夏休みに自由研究のテーマについて相談されたら、どのようにアドバイスしますか?

そこで困っている親子のために、夏休みの自由研究のテーマの決め方やコツを紹介します。

小学生の自由研究のテーマの決め方

 

それでは早速テーマの決め方を紹介していきますね。

子どもの興味を見つける

自由研究は自分でテーマを見つけた方がやる気も増しますので、お子様が何に興味を持っているかを探りましょう!

「●●が好き」だから「もっと知りたい」という好奇心が自由研究のテーマとなります。

そして自由研究のテーマは必ずお子様に決めさせてあげましょう。

自由研究は教科書の知識だけでなく、自ら課題を見つけて、考え、学ぶことを重視されているので、テーマが何であれ、自分で決められれば本来の目的を達成しています。

無理のないテーマ選びを!

本人のやる気をうまく誘導しましょう。

例えば「恐竜を見つけたい」「ドローンをつくりたい」など選ぶテーマによっては、実行が難しいものや、実行するまで時間を要するものもあります。

そんな時親が「そんなテーマはだめだ」と真っ向から否定すると本人のやる気が失われてしまいます。

研究テーマが難しければ、そのお題に関連していて、少し難易度の落としたものを大人がお子様に提案してあげるか、一緒に取り組むか、が一番良いですね。

オリジナル感のあるテーマを選ぶ

どうしても自由研究のテーマというのはかぶりがちですよね。

ですが、大きなテーマにするとかぶるものでも、テーマをより絞り込んでいくことで深く掘り下げて調べることもでき、オリジナル感も出てきます。

大きなテーマ→「恐竜」

テーマを絞り込む!

  • 「ティラノサウルスが食べていたものは何か」
  • 「トリケラトプスの化石はどのように発見されたか」

漠然と「恐竜の研究」とするよりも断然いいですよね!

テーマをより絞り込むことがポイントです。

取り組む日数も意識する

夏休みにおいて自由研究にかけられる日数は限られています。

家族や友達と過ごす時間、旅行や遊びに出かけたり習い事に行ったりする時間も考えると、自由研究だけに長期間を費やすのは難しいですね。

1日もしくは数日で完成できるのが良いでしょう。

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自由研究のテーマの決め方のコツとは!

ここでは自由研究のテーマの決め方のコツ、いわゆるネタ探しの方法を紹介します。

教科書をみる

なんといっても教科書には自由研究のネタがたくさんあります。

授業で習ったことをもう少し詳しく調べたり、「●●やってみよう」というコラムのページがヒントになります。

その中から興味を持ったものをテーマにしてみるのはどうでしょうか。 

近所を散歩してみる

テーマを思いつかないときは心を空っぽにして散歩してみましょう。

歩いているときにふと見つけた、「普段よく見る草花や鳥」「近所の公園の虫」など自分が気になることを題材にしてみてもよいかもしれません。

本・テレビ・インターネットを利用

テーマが見つからない場合は、本・テレビ・インターネットを使えば見つかります。

特に本やインターネットで自由研究のテーマはたくさん紹介されているので、その中から自分の興味のあるものを見つけてみましょう。

材料販売サービスを利用してみる

工作セットの材料を販売しているサービスもあります。

その他、昆虫観察キットや実験系のキットなどもあるので、自分がやりたいものの中から選ぶと良いでしょう。

とても本格的なので大人も子供も夢中になれる商品がそろっていますよ。

近くの科学館・水族館・博物館でネタ探し

夏休み期間は、自由研究のイベントとして実験などを行っているところもありますので、

親子でどれに参加するかを選んでそれをテーマにするというのもお勧めです。

自由研究のテーマの【例】

短期間でできる自由研究を2つ紹介します。

実験編「バスボムを作ってみる」

「バスボム」とは、お湯の中に入れるとシュワシュワと発泡する固形入浴剤のことです。

材料は100均グッズでOK!!

手作りバスボムキットもネット購入可!!

【材料】

重曹、クエン酸、コンスターチ(または片栗粉)、フリーザーパック、ラップ、霧吹き、食用色素、水

  1. フリーザーパックに重曹、クエン酸、コンスターチを入れてよく混ぜ、食用色素を入れる。
  2. 霧吹きを2回ほどかけて、おにぎりを作るように握って固め、この時にバスボムに入れたいものを(おもちゃ、ドライフラワーなど)入れて、2~3日乾燥させる。

それぞれの材料の配合でバスボムの固さが変わるので色々試してみてくださいね。

工作編「ペットボトルで風鈴作り」

【材料】

ペットボトル(500ml)1本、毛糸、鈴、ビーズ、画用紙

  1. ペットボトルを半分に切る。(下半分のみ使用)
  2. ペットボトルの底の中心に穴をあける。
  3. 穴に毛糸を通したら、ビーズを上下に2個結びつけてペットボトルから糸が抜けないようにする。
  4. ペットボトルに模様を描く。(シールやマジックペンなど)
  5. 画用紙で短冊を作り、上下にパンチで穴をあける。
  6. ペットボトルに通した毛糸の先端と短冊の上部を結び、短冊の下の穴に糸で鈴をつないで完成。

まとめ

今回は、小学生の自由研究のテーマの決め方のコツについて紹介しました。

自由研究のテーマは身近にあり、実験や工作の材料も百円ショップなどで揃えられます。

調べる自由研究もあれば、工作系の自由研究もありますね。

どちらにしてもあまり難しく考えず楽しくやりきりましょう。