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電気代が高くなった原因に世界情勢が影響?電気代を下げる対策もご紹介

最近、電気代が以前より高くなったと感じているご家庭は多いのではないでしょうか?

東北電力で契約している筆者もその一人です。

電気代が高くなる原因に、実は世界情勢が影響していることはご存じですか?

今回は、なぜ世界情勢が電気代高騰に関係するのか、その理由と節電対策をご紹介します。

そもそも電気代ってどうやって決まるの?

電気代の内訳は、以下の4つの項目に分かれます。

  • 基本料金
  • 電力量料金
  • 燃料調整額
  • 再生可能エネルギー発電促進賦課金

それぞれどのようなものか見ていきましょう。

基本料金

電力会社で契約している毎月かかる固定料金です。

電力会社、プランによって異なります。

電力量料金

電気の使用料量にかかる料金です。

電力会社、プランによって異なります。

燃料調整額

日本は火力発電がほとんどであり、その燃料はほぼ輸入に頼っています。

燃料の輸入価格は常に変動しており、その変動分を調整して請求される料金です。

ほぼ全世帯、施設にかかります。

再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)

再生可能エネルギー発電を普及させることを目的とするものです。

再生可能エネルギーとは

化石燃料のように資源に限りのあるものではなく、資源が無くならず繰り返し使えるエネルギーのこと。

例:水力発電、風力発電、地熱発電などで使用するエネルギー。

電力会社が再生可能エネルギーを買い取る費用の一部を請求される料金です。

全ての世帯、施設にかかります。

この4項目の内で、値上がっているのは「燃料調整額」「再エネ賦課金」の2つです。

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燃料調整額と再エネ賦課金が上がる理由

では、なぜこの2項目が値上がっているのか。その理由は以下の2つです。

  • ロシアのウクライナ侵攻による供給不安
  • 再エネ賦課金の値上げ

この2つがどのように影響しているのか見てみましょう。

ロシアのウクライナ侵攻による供給不安

2021年より世界各地で経済活動の再開に伴い、燃料の需要が高まりました。

しかし、産出国では感染拡大で供給が追い付かず、2021年後半より世界的に燃料価格が上昇していました。

更に追い打ちをかけたのが、ロシアのウクライナ侵攻です。

ロシアは天然資源の世界的な産出国ですが、ウクライナ侵攻により供給ラインを確保するのが難しくなるのでは?という懸念から燃料価格が値上がっています。

再エネ賦課金の値上げ

地球温暖化対策になっているこの制度。

是非とも再生可能エネルギーでの発電が普及して欲しいですが、実はここ10年の間で約15倍も値上がりしているのです。

予測としては2030年をピークに減少するそうですが、それまではまだまだ上がっていくとの見解が多いそうです。

ちなみに、東北電力は2022年3月の地震で火力発電所が被害を受けた影響もあるそうです。

電気代を下げる対策4選

では、今後も上がり続ける予想が多い電気代を下げる方法はないのでしょうか。

ご家庭で出来る対策をご紹介します。

  • 家電の使い方
  • 家電の買い替え
  • 加入プランの見直し
  • 電力会社の変更

では、それぞれを詳しく見ていきましょう。

家電の使い方

些細なことですが、使っていない家電のコンセントは抜いて、スイッチはこまめに消すなど日々の積み重ねですね。

家電の中で消費電力が大きいのがエアコンです。

特に暑い夏と寒い冬は、エアコンを使用する機会が増えるでしょう。

エアコンに関しては電源の入り切りを繰り返すより、つけっぱなしにしておく方が電気代は抑えられます。

設定温度は、夏場は28度・冬場は20度がベスト!

しかし、ベストな温度では暑い・寒い場合、あわせて行うと効果があるのが以下です。

【夏場に体感温度に効果がある方法】

  • サーキュレーターなどを使い空気を循環させる
  • 遮光・遮熱カーテンなども使用する

【冬場に体感温度を上げる方法】

  • 窓に断熱シートを貼る
  • 加湿器を使用する

湿度が10%下がると、体感温度は1℃下がるそうです。

家電の買い替え

家電が古くなっている場合、電気代が余計にかかっていることがあります。

最近は省エネ家電も増えていますし、新しいものに買い替えることで電気代を抑えられるケースは多いです。

また、電球もLED電球に交換すると、消費電力が少ないため電気代を抑えられますし、寿命が長いため電球交換の手間もかかりません。

加入プランの見直し

電力会社の加入プランは、ご家族の人数や使用する時間帯によってお得なプランがあることをご存じですか?

これを変えることによって、電気代の内訳の基本料金電気使用量を下げることに繋がります。

日中家にいることが多い方向けのプランや、夜間や休日しか家にいない方向けのプランなど様々あります。

加入されているプランの見直しによって、ご自身やご家族の生活スタイルに合ったものに変更してみましょう。

また、契約のアンペア数を変えることで基本料金を抑えられます。

注意点は、契約のアンペア数を変えたことによって、すぐにブレーカーが落ちるようになってしまうこともあります。

普段の使用量を確認してから変更するようにしましょう。

電力会社の変更

加入の電力会社から他社へ乗り換えることによって、電気代が安くなるケースがあります

今までは大手電力会社としか契約出来ませんでしたが、2016年に始まった電力自由化によって一般企業(新電力会社)が電気を小売りすることが出来るようになりました。

電力会社間で価格競争が行われるようになったことはもちろん、新電力会社はそれぞれ独自のサービスを行っているところが多いです。

例)ガス代、ガソリン代が割引されるプランや、ポイントで還元されるプランなど。

それぞれの会社のメリットをうまく活用することで、電気代だけでなくガス代など他の節約にもつながりますよ。

まとめ

今回は、電気代が高くなった原因と節電対策について紹介しました。

まだまだ、終わりがみえないロシアによるウクライナ侵攻。

その他の理由でも電気代は今後も上がり続ける可能性が高いので、電気会社の変更などで少しでも抑えていきたいものですね。