暮らし・生活

子供の花粉症対策と効果のある食べ物とは!外遊びや生活習慣の重要性についても

春になると大人にも子供にも出てくるやっかいな花粉症。花粉症対策はバッチリですか?

くしゃみや鼻水が止まらず生活に影響を与えてしまうほどの花粉アレルギーですが、最近は子供の頃から発症することも多く、学業に影響を与えるまでになっています。

少しでも症状が軽減されればと、最近は子供の花粉症対策の一つとして食べ物も注目され話題となっていますね。

今回は花粉症に効果のある食べ物についてや子供の花粉症に焦点を絞って調べてみました。

 

花粉症とは!

花粉症は花粉に対するアレルギー反応で、呼吸で吸い込まれた花粉が鼻の粘膜につくことでアレルギー反応を起こします。

特にスギ、ヒノキの2大花粉に対してアレルギーを発症する人が多いことで知られていますね。スギ花粉では3月~5月がとても症状のひどい時期となります。

増える子供の花粉症

 

昔はある程度の年齢になっていきなり発症することが多かったのですが、最近は幼少期から花粉症などのアレルギー症状が出る子供が増えています。

これは外で遊ぶ機会が減り、土などにいる菌やウィルスに接することが少なくなったことで免疫機能が鍛えられなくなったことが原因とも言われていますね。

コロナ禍もあり家の中など建物の中で過ごすことがますます多くなっているので、これからもっと増えるのではないでしょうか。

花粉症の症状

  • くしゃみ
  • 鼻水・鼻詰まり
  • 目にかゆみ
  • 喉の痛み・かゆみ
  • 肌荒れ・かゆみ

などが主な症状ですね。

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子供の花粉症対策の現状

毎年子供の花粉症対策として出来ることといえば限られていて、症状をやわらげることに力を注ぐことしか出来ません。

現状としては、即効性のある方法

  1. 薬(目薬・飲み薬・鼻薬)
  2. マスク
  3. うがい手洗い
  4. メガネ
  5. 洗濯部屋干し
  6. 外から帰ったら着替えること

などですが、子どもたち本人の出来ることといえば、薬を飲んでマスクをし、うがい手洗いをし、できるだけ花粉症の季節は外で遊ばないようにすることぐらいです。

とはいえ、春はとてもいい季節!外で遊ばないわけはありません。

子供の花粉症対策!効果のある食べ物について

まず最初に理解しておいていただきたいことがあります。

それは食べ物で花粉症が治ることはないということです。

しかしながら花粉症の症状をやわらげる効果がある食べ物はあります。

薬のような即効性には欠けるかもしれませんが、症状が少しでも楽になったり、予防効果があるのなら取り入れたいですよね!

免疫力が上がる食品は子供にもオススメ

体の免疫細胞の60%は腸に存在しています。

この免疫機能をよくすることで症状を抑えることができるのです。

免疫機能が育っている途中の子供には腸内環境が整うような食品を摂らせてあげましょう!

◆タンパク質を多く含む食品

  • 肉や魚、卵
  • 納豆、豆腐などの大豆製品

人の体の主成分はタンパク質です。免疫機能に必要な栄養素です。

◆食物繊維が豊富なキノコ類

  • キノコ類

「β-グルカン」が免疫機能を活性化させ、ビタミンB1やB6、ナイアシンなどが皮膚や粘膜を保護する効果があります。

◆ビタミンDを摂る

  • 干しシイタケ

腸のカルシウム吸収を促して骨を丈夫にする作用と免疫を調節する働きもあります。

◆乳酸菌を含む食品

  • ヨーグルト
  • キムチ

善玉菌の一つである乳酸菌が多く含まれていて、乳酸菌が悪玉菌の繁殖を抑え、腸内環境を整えます。

◆ポリフェノールが多く含まれる食品

  • レンコン
  • チョコレート(カカオポリフェノール)

ポリフェノールは抗酸化作用があり、アレルギー全般によい影響があるといわれています。

◆カテキンを含む食品

お茶に含まれるカテキンはアレルギー症状をやわらげる効果があるとされています。様々な健康茶が販売されているので取り入れやすい食品ですね。

花粉症を悪化させる食べ物とは?

加工食品などに入っている食品添加物は解毒作用が弱い子供には大人の10倍もの影響を与えると言われています。

子供が大好きなジャンクフード、インスタント製品は腸内環境を悪く花粉症を悪化させてしまいます。

特にトランス脂肪酸と呼ばれるマーガリンなどの油を使った食事は避けたほうがよいでしょう。

スギ花粉症の場合、加熱をしない生のトマトには要注意です。

口腔アレルギー症候群をおこし、唇がはれたり、口の中がヒリヒリするアレルギー症状を引きおこす場合があります。

 

子供の花粉症対策!外遊びや生活習慣について

即効性にはかけますが、子供の頃から心がけていればその症状を軽減することも可能です。

積極的な外遊び

オーストリアのザルツブルグ大学の子どもたちに対する10年以上のアレルギー調査において、家畜(豚、牛などを育てる)農家の子供は、農家以外の子供と比べて花粉症やアレルギー性喘息の発症が少ないという結果がでています。

一見汚いと思われる環境が体の免疫機能を強くしているということのようです。

コロナ禍の現在では外出が難しいところではありますが、なるべく自然豊かな場所へ連れ出してあげてください。

まだ花粉症を発症していない乳児のころから土遊びをさせたり、動物園などの動物がいる場所に行って免疫機能を高めましょう。(コロナ対策はしっかりしてくださいね)

生活習慣を整えよう!

子供の場合とくに生活リズム、毎日の習慣が大切です。

早寝早起き、適度な運動

●花粉を体につけない

知らないうちに服や髪の毛に花粉がくっついています。せめて家の中に花粉を持ち込まないようにしたいものですよね。

「静電気防止スプレー」をかけることで花粉の付着を防ぐことができますよ!

●マスクをする

呼吸がしにくくなりますがマスクをすることで体に取り込むことを防ぐことができます。

最近は顔の小さい子供に対応したサイズで可愛いデザインマスクも売られていまね。

まとめ

今回は子供の花粉症対策についてや、花粉症に効果のある食べ物について調べてみました。

花粉症の症状のひどさは計り知れないほどです。少しでも症状が軽くするために今回紹介した方法や食べ物を取り入れてみてはいかがでしょうか。

私も子供の頃から花粉症に悩まされてきましたが、食事を改善することで症状が治まってきました。諦めずに対策をしていきましょう!