子供が魚嫌いでお肉しか食べず、悩んでいる親御さんは多いのではないでしょうか?
親としては子どもに好き嫌いなく、バランスよく食べてもらいたいですよね。
子供が魚嫌いになる理由は3つあります。この理由が対処できれば克服できるのではないでしょうか?
今回は、子供が魚嫌いになる理由と克服するための対処方法をご紹介します!
目次
魚嫌いな子どもになる理由は?
子供が魚を嫌がる理由はなんでしょうか?
色々あると思いますが、多いのは以下の3つの理由かと思われます。
- 魚の独特の臭いが嫌い
- 骨があるのが嫌い
- パサパサしているのが嫌い
1.魚の独特の臭いが嫌い
魚には独特の生臭さがあり、特に焼き魚や煮つけ料理にすると湯気に乗って臭いが強く感じるので嫌がります。
しかし、意外にも臭いが理由で嫌いな子は少数派のようです。
2.骨があるのが嫌い
これは大人でも嫌がる人がいる理由だと思います。
魚の味や臭いは平気でも、骨を取りながら食べるのに手間がかかり面倒で嫌がるようです。
魚の骨が上手に取れない
魚を食べるのが面倒に思う
魚を食べたくなくなる
魚を食べないから骨取りが上手にならない
余計に魚を食べたくなくなる
このように負のループに陥り余計に魚が嫌いになっていけば、一向に骨を取るのが上手になりませんし好きになれません。
3.パサパサしているのが嫌い
魚の種類にもよりますが、お肉に比べてジューシーさが少なく、パサパサした食感を嫌がります。
他にも魚の見た目が嫌だったり、メニューがワンパターンで嫌だという意見もあるようです。
そもそも、なぜ魚を食べないといけないのでしょうか?
それは魚に含まれる栄養素が関係します。
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魚を食べるメリット
魚には、他の食べ物では取れない栄養素のDHAやEPAがあります。
【DHA】
DHA(ドコサヘキサエン酸)は、不飽和脂肪酸の一つで、脳や神経組織の働きを活性化して記憶力や判断力を高める働きがあります。
【EPA】
EPA(エイコサペンタエン酸)は、不飽和脂肪酸の一つで、体内の血液の巡りをスムーズにする働きがあります。
どちらも人の体内で作ることは出来ない栄養素の為、食べ物で摂取する必要があります。
不足すると生活習慣病や肥満のリスクが高まったり、記憶力や学習能力の低下に繋がると言われています。
学習能力の低下に繋がると言われたら、余計に子供に魚を食べてもらいたくなりますよね!
では、魚嫌いな子供はどうしたら食べるようになるのでしょうか?
魚嫌いを克服する対処方法
魚が嫌いな理由が無くなれば、食べられるようになりますよね?
それぞれの対処方法をご紹介します!
魚の独特の臭いを克服する方法
魚の臭いを克服するには、以下の3つの方法をおすすめします。
1.刺身用の魚を使う
魚の臭いは鮮度に関係します。鮮度が高い状態のものほど臭いはしません。
刺身用の魚であれば生で食べられるほど鮮度が高いので、調理に使う切り身より魚独特の臭いが抑えられると言えます。
2.マヨネーズやチーズを使う
味付けにマヨネーズやチーズを使うと、魚の臭いを減らし子供の好む味付けにもなります。
3.魚の下処理を行う
調理前に魚に塩を振り、少し置いておくと水分が出ます。
それをキッチンぺーパーでしっかり拭き取ると、魚の臭いが軽減されます。
魚の骨を克服する方法
すぐに魚の骨取りが上手くなるのは難しいと思うので、そもそも骨が無い魚から慣れていくのはいかがでしょうか。
1.刺身で食べる
骨があるのが嫌なら、骨がない魚を食べましょう!
刺身はもちろん骨が取り除いてありますよね。
スーパーで売られている切り身の中には「骨取り済み」のもの売っていますので、買う時にはそういったものを選ぶといいでしょう。
また、骨もそのまま食べられる小魚(シラスやシシャモなど)を食べるのもいいですね。
2.缶詰を使う
缶詰も刺身同様、骨が取り除かれているものが多く、自分で取り除く手間がありません。
特にシーチキンの缶詰は、お魚料理では珍しくサラダやサンドイッチの具材にも使えるので、料理のレパートリーが増えますね
魚のパサパサした食感を克服する方法
淡白な魚のパサパサした食感を克服するには、調理方法がポイントです。
1.油脂で調理する
油で揚げてフライにしたり、バターを使って調理することによってジューシーさが加わりボリュームもでます。
2.とろみを付けたり、煮付けにする
とろみの付いた出汁のあんかけ料理にしたり、煮付けにして煮汁を含ませるとパサパサ感が軽減されます。
どんな食べ物でもそうですが、苦手克服には周りの影響も大きいです!
家族が美味しそうに食べてるのを見たら食べたくなったり、給食でお友達と一緒なら食べられたりしませんか?
一度成功体験を積むと、魚に対するハードルも下がります。
徐々にステップアップしていき、色々な魚料理を食べられるようになるといいですね。
まとめ
魚の味が嫌い!という子は稀なので、ほとんどの魚嫌いの子供は対処方法を実践すれば食べられるようになるかと思います。
苦手な子が多い青魚からではなく、淡白で食べやすい白身魚から挑戦していくことをおすすめします。
ぜひ試してみてください。